当院では、FFRCT(HeartFlow®️)を用いて非侵襲的に虚血性心疾患の診断を行なっています。
虚血性心疾患の予後を改善するために、心筋虚血の有無に基づいた治療方針決定が重要です。また、冠動脈インターベンションを施行する際には、解剖学的情報も重要となります。
カテーテル検査で行うFFR(Fractional Flow Reserve: 冠血流予備量比)は高精度に心筋虚血を評価する事が可能ですが、入院でのカテーテル検査が必要でした。
FFRCTは、入院前の心臓CT検査の段階で、狭窄病変の形体評価に加え心筋虚血の評価を可能とします。このため治療方針の決定に有用かつ、不要な入院検査を減らすことが可能です。
労作時に胸を締め付けるような痛みがある患者様がおられましたら、是非当科諏訪医師の外来(木曜日午後)にご紹介ください。